こんな方におすすめ
- はじめて海外のボードゲームで遊んでみる人
- 子ども～大人まで長い期間楽しめるボードゲームをお探しの人
- 戦略性を楽しむことができるボードゲームをお探しの人
- ボードゲーム中の会話を楽しみたい人
ボドゲノオトでは、上記のような人のために『カタン』のルール・遊び方を紹介します。
『カタン』は、世界中で3000万個以上の販売数を誇る超大ヒットボードゲームです。
カタンという無人島を舞台に、拠点となる開拓地（家）を建てて、そこから無人島全体を開拓していきます。
参加プレイヤーは全員ライバルで、先に10点獲得したプレイヤーが勝利となります。
カタンの面白いところは、参加プレイヤーはライバルでもあるのですが、取引相手にもなり得るところです。
自分が欲しい資源を相手が所持しているときは、交渉を持ちかけ、相手が欲しい資源と交換することでWinWinの関係を築くこともできます。
ルールも簡単で、小学生（8歳）から遊ぶこともできるのもポイントです。
本記事を最後まで読めば、そんなNO.1ボードゲームとの呼び声も高い『カタン』のルール・遊び方をマスターすることができます。
記事を参考にして『カタン』で楽しく遊んでみてください。
＊本記事の画像は【ルール紹介】カタンの開拓者たち|BOARDから引用しています。
| プレイ人数 | 2～4人 （拡張セットで最大6人） |
| プレイ時間 | 60～90分 |
| 対象年齢 | 8歳以上 |
| 発売時期 | 1995年 |
| デザイナー | Klaus Teuber |
| 販売元 | コスモス社 GP（日本版） |
| 価格 | 4,400円(税込) |
| 公式ページ | カタン スタンダード版 (gp-inc.jp) カタン (CATAN) 日本カタン協会公式ページ |
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『カタン』概要
未開の島「カタン島」での陣取りゲーム
『カタン』とは、無人島「カタン」を支配したプレイヤーが勝利となる拡大再生産と呼ばれるジャンルのボードゲームです。
探検者によって偶然発見された無人島「カタン」を舞台に、参加プレイヤーたちは開拓競争をスタートしていきます。
競争相手はライバルであり、取引相手です。
バランスととりながら資源を交換していき、獲得した資源で陣地を拡大していきます。
もっとも早く島を開拓した人（10点獲得した人）がカタンの支配者となります。
内容物
内容物
地形タイル 19枚（森林 4枚、丘陵 3枚、畑 4枚、牧草地 4枚、山地 3枚、砂漠 1枚）/ 海フレーム 6枚 / 盗賊コマ 1個 / 数字チップ 18枚 / 6面体ダイス 2個 / 資源カード 95枚（5種各19枚） / 発展カード 25枚（騎士カード 14枚、進歩カード 6枚、ポイントカード 5枚）/ 街道コマ 60個（4色各15個）/ 開拓地コマ 20個（4色各5個）/ 都市コマ 16個（4色各4個）/ ボーナスカード 2枚 / 建設コスト表 4枚 / 取扱説明書 1部
『カタン』ルール・遊び方
大まかな流れ
step.1
家を建築する
step.2
資源を獲得する
step.3
家を増やして陣地を広げる
step.4
10点獲得したプレイヤーの勝利
STEP➀ゲーム準備
ゲーム準備
- ゲームの準備
（1）6枚の海フレームを組み立てる
（2）地形タイルを伏せたままシャッフルし、図1を参照に表向きにセットする
（3）数字チップを伏せたままシャッフルし、図2を参照に表向きにセットする（砂漠は除く） - カードとコマの準備
（1）資源カードを種類別に分けて表向きのまま5つの山札にしておく
（2）発展カードをシャッフルして裏向きのままテーブル上にセットする
（3）各自で好きな色のコマを選択する（開拓地5つ、都市4つ、街道15本）
（4）ボーナスカード2枚とダイスを全員の手が届くところにセットする - スタートプレイヤーを決める
全員でダイスを振って、1番大きい数字が出たプレイヤーからスタート。（時計回りに進行）
STEP➁ゲーム開始
1番目のプレイヤーから順番に、空いている交差点（タイルの角）を選んで自分の開拓地を1つ置き、その開拓地に隣接して好きな方向に街道を1本置く。（既に開拓地がある箇所と隣り合う交差点には置けない）
最後まで回ったら、次は最後のプレイヤーから反時計回りに同じように開拓地と街道を置いていく。
各自最初の開拓地から最初の資源を獲得する。
《獲得方法》
開拓地に面しているすべての土地から資源を1つづつ獲得
STEP➂自分の手番
- ダイスを2個振って資源を獲得する
- 合計出目のすべてのエリアから資源を獲得する
- 合計出目のエリアに隣接するエリアに開拓地を持つプレイヤーは、その土地の資源を1枚引く
- 合計出目のエリアに隣接するエリアに都市を持つプレイヤーは、その土地の資源を2枚引く
- 合計出目が7の場合は、盗賊が活動する
- 行動可能な4つのアクション
資源獲得後は、以下のアクションを可能な限り行動できる。- 資源カードの交換
- 街道・開拓地を建設する
- 開拓地を都市へグレードアップ
- 発展カードを購入
- 発展カードを使用
【盗賊の活動】
- 誰も資源は獲得できない
- 資源カードが8枚以上ある人は全員、資源カードを半分選択して捨てる
（資源カード9枚の場合は端数切捨てで4枚捨てる） - ターンプレイヤーは盗賊を任意の土地に移動させる
（必ず別の土地を選択しないといけない） - ターンプレイヤーは盗賊が移動した土地に面している開拓地・都市を持つプレイヤーを1人選択して資源を1つ奪う
アクションⓐ資源カードの交換
- 他のプレイヤーと交換（島内取引）
- どのプレイヤーとも交換可能
- 自分のターンじゃないプレイヤーからも交渉は可能
- 自分のターンじゃないプレイヤー同士の交換は不可
- 1：2で交換するなど交換枚数は自由
- 贈与は不可
- 銀行と交換（海外取引）
- 同じ資源4枚を山札に戻して、好きな資源1枚を獲得できる
- 一般港を持つ交差点に開拓地・都市があれば、同じ資源3枚を山札に戻して、好きな資源1枚を獲得できる
- 専門港を持つ交差点に開拓地・都市があれば、同じ資源2枚を山札に戻して、好きな資源1枚を獲得できる
アクションⓑ街道・開拓地を建設する
建設コスト表を参考に街道や開拓地を作ることができる。
- 街道
- 自分の街道・開拓地・都市に隣接する箇所に建設できる
- 他の人の街道がある箇所は建設不可
- 街道の長さが5本以上になったら「最長交易路」のボーナスカードを獲得
（枝道は含まず、他の人の開拓地・都市が途中にあってはならない） - 「最長交易路」を持っているプレイヤーより長く街道を繋げられたら「最長交易路」を奪う
（超えたときのみ奪取可能） - 「最長交易路」を所持しているプレイヤーが途中で街道が5本以下になったら「最長交易路」を返却する
- 開拓地
- 自分の街道と繋がっている交差点に建設できる
- 誰のものであっても、すでに開拓地・都市がある交差点と隣接する交差点には建設できない
- 開拓地は5つまで建設可能
（5つ以上建設したい場合は、開拓地を都市にして開拓地を手元に戻しておく） - 開拓地を建設すると、周囲の土地から資源を獲得できる
- 開拓地1つにつき1ポイント獲得
【最長交易路】
所持していると2ポイント獲得
アクション©開拓地を都市へグレードアップ
建設コスト表を参照に資源を支払うと、開拓地を手元に戻し、同じ場所に都市を配置する。
【都市にするメリット】
- 得られる資源が2倍になる（1枚 ➞ 2枚）
- 都市は1つにつき2ポイント
アクションⓓ発展カードを購入
小麦、羊毛、鉱石を山札に戻し、発展カードの山札から1枚引く。（建設コスト表参照）
購入した発展カードは他のプレイヤーには見えないようにしておく。
購入した発展カードは次の自分のターンから使用できる。
アクションⓔ発展カードを使用
発展カードは自分のターンであれば、いつでも使用することができる。（ダイスを振る前でも可能）
1ターンで使用できる発展カードは1枚のみ。
発展カードには「騎士カード」「進歩カード」「ポイントカード」の3種類がある。
【騎士カード】
- 騎士カードを使用したプレイヤーは、好きな土地に盗賊を移動させる
- 盗賊が移動した土地に面して開拓地や都市がある人から資源を1枚奪う（複数いる場合は1人を選ぶ）
- 使用した騎士カードは自分の前に並べる
- 騎士カードを3枚使用したプレイヤーは「最大騎士力」のボーナスカードを獲得する
- 「最大騎士力」を獲得しているプレイヤーより騎士カードを使用したプレイヤーは、「最大騎士力」を奪う
- 「最大騎士力」を持っているプレイヤーは2ポイント獲得する
【進歩カード】
- 「街道建設」「発見」「独占」の3種類がある
- 使用した進歩カードは表にして自分の前に並べる
（a）「街道建設」
資源を消費せずに街道を2本建設することができる。
2本の街道は繋げて建設しても構わないし、別々のところに建設することもできる。
街道は自分の街道・開拓地・都市につなげて建設する。
（b）「発見」
山札から好きな資源カードを2枚手札に加える。
（c）「独占」
資源カードを1種類指定する。
各プレイヤーの手札にある指定した資源カードを全て集めて入手できる。
【ポイントカード】
- 「大学」「市場」「議会」「大聖堂」「図書館」の5種類あるが効果に違いはない
- 購入した時点で＋1ポイント
- ポイントカードを所持していることは隠しておき、自分のターンに10点以上になった時点で公開する
- ポイントカードを購入した瞬間に10点になった場合は公開してもOK
STEP➃勝利宣言
自分のターンに合計10ポイント獲得したプレイヤーが「勝利宣言」をすると、そのプレイヤーの勝利となる。
ココに注意
「勝利宣言」は自分のターンでしか行えない。
他の人のターンで10ポイント以上に達したとしても、自分のターンになるまで「勝利宣言」は待機する。
『カタン』動画
まとめ
まとめ
- 世界3大ボードゲームの１つ
- 最も売れているボードゲーム
- 無人島「カタン」を開拓していく
- 先に10ポイント獲得した人が勝利
ボドゲノオトでは、『カタン』のルール・遊び方について解説しました。
本記事の内容を覚えて楽しく『カタン』で遊んでみてください。
読者の皆様が本記事から何かしらのヒントや情報を得てくださり、少しでもお役に立てたなら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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