- 『ディセプション』ってどんなゲーム?
- 『ディセプション』の購入を悩んでいる
- どんな役割カードがあるか知りたい!
ボドゲノオトでは、上記のような悩みを持つかたのために『ディセプション』のルール・遊び方・レビューを紹介します。
200種類以上のボードゲームで遊んだ筆者の経験をもとに執筆しています!
ディセプションは推理系ボードゲームの中でもお気に入りの作品です。
本記事の内容
- 『ディセプション』の概要
- 『ディセプション』の役割カード紹介
- 『ディセプション』のルール
- 『ディセプション』のレビュー
記事を読めば『ディセプション』のルール・遊び方や魅力がわかるようになります。
『ディセプション』で遊んでみたい、購入を悩んでいるという人はぜひ参考にしてみてください。
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『ディセプション』概要
推理系ボードゲーム
「ディセプション(deception)」とは日本語に翻訳すると「欺くこと」という意味の推理系ボードゲームです。
ディセプションでは、ゲーム上である殺人事件が発生します。
殺人事件を解決するために集められた捜査官たちは、推理をして殺人犯を探そうとしますが、捜査官の中には殺人犯も紛れ込んでいます。
殺人犯は捜査をしているフリをしながら、捕まらないように策を講じていきます。
ディセプションは捜査官陣営と殺人犯陣営の2陣営に分かれ、殺人犯を逮捕し事件を解決することができれば捜査官陣営の勝利、未解決に終われば殺人犯陣営の勝利という内容になっています。
【ゲームの目的】
・捜査官陣営:「殺人犯」「手段」「証拠」の3つを正解する
・殺人犯陣営:殺人事件を未解決で終わらせる
プレイ人数・時間・対象年齢
プレイ人数 | 4~12人 |
プレイ時間 | 15~30分 |
対象年齢 | 14歳~ |
内容物
- 役割カード(12枚)
- 証拠カード(200枚)
- 手段カード(90枚)
- 死因タイル(1枚)
- 犯行現場タイル(4枚)
- 現場タイル(21枚)
- イベントタイル(6枚)
- バッジトークン(11枚)
- 弾丸マーカー(6個)
『ディセプション』役割カードの紹介(5種類)
【捜査官陣営】捜査官
【捜査官】
法医学者の出す情報から「殺人犯」、「手段」、「証拠」を推理する。
【捜査官陣営】法医学者
【法医学者】
「殺人犯」、「手段」、「証拠」を最初から知っている。
事件に関して発言することはできず、タイルカードと弾丸マーカーを使用しながらヒントを出していく。
【捜査官陣営】目撃者
【目撃者】
最初から殺人犯陣営の正体を知っている。
殺人犯陣営が2人いる場合、殺人犯・共犯者の内訳はわからない。
【殺人犯陣営】殺人犯
【殺人犯】
殺人事件の実行犯。
「手段」と「証拠」を併せて正解されると逮捕される。
【殺人犯陣営】共犯者
【共犯者】
殺人犯の正体を最初から知っている。
殺人犯が捕まらないように、捜査官陣営をかき乱す。
『ディセプション』ルール
STEP①ゲーム準備
【役割カードの配布】
参加プレイヤーに役割カードを裏向きのまま配布します。
役割カードは他のプレイヤーに見られないように注意してください。
【手段カードと証拠カードの配布】
参加プレイヤーに「手段カード」と「証拠カード」を4枚づつ受け取り、画像のように種類ごとに表向きにして並べてください。
【バッジトークンの配布】
「法医学者」以外の全てのプレイヤーにバッジトークンを配布します。
バッジトークンは事件の解決を宣言すると消費されます。
STEP➁役割確認
法医学者の指示に従って役割確認を行います。
- 法医学者以外は目を閉じる
- 殺人犯と共犯者は目を開ける
- 殺人犯は「手段」と「証拠」を法医学者と共犯者に伝える
- 殺人犯と共犯者は目を閉じる
- 目撃者は目を開ける
- 法医学者は殺人犯と共犯者を順不同で、目撃者に伝える
- 目撃者は目を閉じる
- 全員目を開ける
【ゲームの流れ】
⑴情報収集フェーズ
⑵意見表明フェーズ
(1)+(2)=1ラウンドとして、計3ラウンド行います。
STEP➂情報収集フェーズ
法医学者は殺人犯から伝えられた「手段」と「証拠」から、殺人事件の全貌を想像して、各タイルで最も適した選択肢に弾丸マーカーを配置していってください。
【死因タイル(固定)】
死因タイルは1種類しかありません。
必ず選択して弾丸マーカーを配置してください。
【犯行現場タイル(固定)】
4種類の犯行現場タイルから1枚を選択します。(後から交換することはできません)
【現場タイル】
21種類からランダムで4枚のタイルを引いて、弾丸マーカーを配置していきます。
【2回目以降の情報収集フェーズ】
交換したい現場タイルを1枚除外して、ランダムで新たな現場タイルを1枚加えます。
新たな現場タイルに弾丸マーカーが配置されたら情報収集フェーズ終了です。
STEP➃意見表明フェーズ
ヒントタイルが全て埋まったら、意見表明フェーズとなります。
捜査官たちは現状で推理している内容を各自30秒程度で発表してください。
STEP➄事件解決の宣言
法医学者以外の参加プレイヤーは、バッジトークンを消費することでゲーム中好きなタイミングで「事件解決の宣言」を行うことができます。
殺人犯だと思う人、手段、証拠の3つを宣言してください。
どれか1つでも不正解であった場合は、法医学者の人は「違います」と返答します。
STEP➅ゲーム終了条件
ゲーム終了条件は以下の3つです。
- 事件の解決によって「殺人犯」「手段」「証拠」を全て正解する(捜査官陣営の勝利)
- 事件解決がされないまま3ラウンドが終了する(殺人犯陣営の勝利)
- 参加プレイヤーが全員バッジトークンを失う(殺人犯陣営の勝利)
【事件解決後】
事件が解決されても安心はできません。
殺人犯は、「手段」と「証拠」を正解されても、目撃者を当てることで逆転勝利することができます。
殺人犯は最後まであきらめずに、捜査官は最後まで油断しないようにしましょう。
『ディセプション』レビュー
推理好きはハマること間違いなし!
自分は人狼ゲームをよくするため、人狼が好きな友人たちと『ディセプション』でよく遊ぶのですが、例外なく「もう1回しよう!」とみんな激ハマりしていきます。
法医学者から出される少ないヒントから事件を解決する快感は推理好きには、たまらないでしょう。
ボードゲームの中でも「頭を使うボードゲームが好き!」という人にはオススメです!
法医学者が面白い!
法医学者という役割が非常に面白いです。
『ディセプション』は推理系のボードゲームなのですが、法医学者という役割だけ「感性」が求められます。
殺人犯から「手段」と「証拠」を聞いてから、自分の頭の中で殺人現場のシチュエーションを想像し、捜査官たちにヒントをだしていきます。
このとき法医学者の感性がズレていると、とんでもない殺人事件をシチュエーションしてしまい、捜査官たちを混乱させてしまいます。
この感性のズレが結果的に面白く、ゲーム終了後はみんなで大笑いして盛り上がること間違いなしです!
ゲームが終わったあとも楽しみの1つ!
ゲーム終了後に法医学者と捜査官で答え合わせを行っていく楽しみの1つでした!
法医学者がどういう意図でヒントを出していたのかを聞いて「うわー気づけなかったぁ」と悔しがるのも結果として面白かったですし、早く次のゲームがしたいという気持ちにもなりました。
法学者が発言できない分、ゲームが終わったあとの答え合わせは非常に盛り上がります!
まとめ
- 推理系の正体隠匿系ゲーム
- 全ての役割に魅力がある
- 「情報収集フェーズ」と「意見表明フェーズ」を繰り返す(計3ラウンド)
- 殺人事件を解決したら捜査官陣営の勝利
- 殺人事件を未解決に終わらせるか、目撃者を見つけることができたら殺人犯陣営の勝利
本記事ではディセプションのルール・遊び方について紹介しました。
本記事の内容を覚えて楽しくディセプションで遊んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
読者の皆様が本記事から何かしらのヒントや情報を得てくださり、少しでもお役に立てたなら幸いです。
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