こんな方におすすめ
- 『ハイドアウト』のルール/遊び方をわかりやすく解説しているサイトを探している
- 正体隠匿ゲームが好き!
- 購入を検討している
ボドゲノオトでは、上記のような人のために『ハイドアウト』のルール/遊び方をわかりやすく解説します。
タイムボムシリーズの新作で、脱落者なしの正体隠匿ゲームです。
スワットとスパイの2陣営に分かれて、自陣営の勝利を目指して行動していきます。
スワットたちは、スパイのハイドアウト(アジト)を探して突撃を繰り返していきますが、スワットの中にはスパイも紛れ込んでいます。
爆弾の仕掛けられたハイドアウトに誘導されたり、突撃をこっそりと邪魔してきます。
スワットがハイドアウトを制圧するのが先か、スパイがスワットの行動を最後まで阻止することができるのか...
前作の『タイムボム』同様、ハラハラ、ドキドキが止まらない名作となっております。
本記事を読めば、そんな『ハイドアウト』のルール/遊び方をマスターすることができます。
『ハイドアウト』で遊んだことがない人、これから購入を考えているという人はぜひ参考にしてみてください。
プレイ人数 | 4~6人 |
プレイ時間 | 5~30分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
ジャンル | 正体隠匿 |
発売時期 | 2019年秋 |
デザイナー | 佐藤雄介 |
販売元 | 真ボードゲーム党 |
価格 | 2,000円(税込) |
公式ページ | 新ボードゲーム党最新作 HIDEOUT |
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『ハイドアウト』概要
タイムボムシリーズの新作!
『HIDEOUT』とは日本語で「アジト」という意味で、スワット(SWAT)陣営とテロリスト(TERRORIST)陣営でアジトをめぐって争う正体隠匿系ゲームです。
スワットたちはテロリストのアジトを制圧するために出動しますが、どうやらスワットのふりをしているテロリストも混ざっているようです。
テロリストはスワットのふりをしながらスワットたちを返り討ちにしようと目論みます。
スワットがアジトを制圧するのが先か、テロリストがスワットを返り討ちにしてしまうのか...
周りはスワットかテロリストか?悩みながら推理する正体隠匿系ゲーム、それが『ハイドアウト』です。
『ハイドアウト』は、タイムボムシリーズの新作でもありますので、『タイムボム』が好きな人にもオススメの作品となっております。
内容物
陣営カード×6枚(スワット:4枚、テロリスト:2枚) / 建物カード×7枚(アジト:3枚、ダミー:3枚、BOOM:1枚) / 隊員カード×30枚(スワット:12枚、エキスパートスワット:6枚、テロリスト:6枚、スーパーテロリスト:6枚) / 待機カード×24枚(赤-白:8枚、青-緑:8枚、黄‐紫:8枚) / 説明書×1部
ハイドアウトのルール
STEP①ゲーム準備
- 隊員の準備
参加人数に応じて、隊員カードを準備し、よくシャッフルし山札にします。 - 担当部隊の決定
参加プレイヤーは担当する部隊の色を決めて、同色の待機カードを4枚受け取り、担当色が見えるように手元に配置します。
*待機カードに使用枚数制限はないので、足りなくなったら他のもので代用してください。 - 陣営の決定
プレイ人数に応じて陣営カードを準備します。
陣営カードをよくシャッフルして、全プレイヤーに1枚づつ配布します。
配布された陣営カードは、他のプレイヤーに見られないように確認し、手元に裏向きにして置いておきます。 - 建物の準備
用意した建物カードを裏向きにしてよくシャッフルし、各プレイヤーに1枚づつと、場の中央に1枚配置します。
各プレイヤーは、自分に配られた建物カードをこっそり確認し、自分の前に伏せておきます。 - スタートプレイヤーの決定
任意の方法でスタートプレイヤーを決めます。
人数 | 隊員カード | 陣営カード | 建物カード |
---|---|---|---|
4人 | スワット:8枚 エキスパートスワット:4枚 テロリスト:4枚 スーパーテロリスト:4枚 | スワット:3枚 テロリスト:1枚 | ハイドアウト:2枚 ダミー:2枚 BOOM:1枚 |
5人 | スワット:10枚 エキスパートスワット:5枚 テロリスト:5枚 スーパーテロリスト:5枚 | スワット:4枚 テロリスト:2枚 | ハイドアウト:3枚 ダミー:2枚 BOOM:1枚 |
6人 | スワット:12枚 エキスパートスワット:6枚 テロリスト:6枚 スーパーテロリスト:6枚 | スワット:4枚 テロリスト:2枚 | ハイドアウト:3枚 ダミー:3枚 BOOM:1枚 |
STEP➁待機カードの配置
手番のプレイヤーは、任意の伏せてある建物カードに対して待機カードを配置することができます。
既に待機カードが配置してある場合は、待機カードの色と数がよくわかるように配置します。
1つの建物カードにつき、4枚の待機カードを配置することができます。
4枚の待機カードが揃ったら「突入処理」に移り、そうでなければ手番を次のプレイヤーと交代します。
4枚揃った待機カードはそれぞれの持ち主の元に戻してください。(4枚揃っていない待機カードはそのまま)
STEP➂突入処理
- 突入準備
突入する建物に待機カードを配置したプレイヤーに隊員カードを配ります。(配置した待機カードの数×隊員カード2枚)
突入するプレイヤーは自分が配置した待機カードと同数の隊員カードを伏せたまま場に出します。
選ばれなかった隊員カードは裏向きのまま回収し、山札と合わせてシャッフルします。 - 突入判定
場に伏せたまま提出された隊員カードをよくシャッフルし、公開します。
公開された隊員カードの種類に従ってボムの数を数えて突入判定を行います。(下記表参照)
ボムの総数が0個であれば「突入成功」、1個以上であれば「突入失敗」です。- 突入成功➞突入成功処理へ
- 突入失敗➞アジトの引っ越しへ
- 突入成功処理
突入成功した場合のみ突入した建物カードを公開します。
公開した建物カードは以後公開したままとなります。
ゲーム終了条件を満たしていなければ、アジトの引っ越しを行います。
隊員 | スワット | エキスパートスワット | テロリスト | スーパーテロリスト |
ボムの数 | 0 | +1 | -1 | -2 |
STEP➃隊員処理
突入に使用した隊員カード4枚すべてが「スワット」だった場合、4枚の隊員カードは隊員カードの山札と合わせてシャッフルします。
それ以外は、突入処理に使用した隊員カード4枚はゲームから除外します。
除外する隊員カードは、ひとまとめの山にして、突入処理を行った回数がわかるようにしておきましょう。
参加人数と同じ数の突入処理が行われたら、隊員の壊滅となりスパイ陣営の勝利となります。
ゲーム終了条件を満たしていなければ、アジトの引っ越しを行います。
STEP➄アジトの引っ越し
裏向きになっている建物カードを全て回収、よくシャッフルし、元あった場所に配置していきます。
場に配置してあった待機カードは動かずそのままの状態となり、建物カードだけが入れ替わった状態です。
手番を次のプレイヤーと交代し、再度「待機カードの配置」を行っていきます。
STEP➅ゲーム終了条件
- すべてのハイドアウトを公開する(スワット陣営勝利)
- BOOMを公開する(テロリスト陣営勝利)
- アジトの引っ越し時、隊員カードの山札が8枚以下になっている(テロリスト陣営勝利)
『ハイドアウト』ゲーム戦略
情報を共有する
ゲームを開始するとスワット同士で情報を共有していく必要があります。
具体的には自分の手元にある建物カードの情報を伝えることです。
スワット陣営が知りたい情報はハイドアウトとBOOMの在処でしょう。
みんなで情報を共有してどこにハイドアウト・BOOMの位置を共有していってください。
テロリストは嘘をついて混乱させる
テロリストはスワット陣営に正しい情報を把握されてしまうと不利になります。
自分の手元の建物カードの虚偽の情報を伝えることでスワットたちを混乱させることができます。
テロリストは嘘の情報を伝えてスワットに建物を爆発させたり、ハイドアウトを制圧させないようにしましょう。
1人だけで突入させないようにする
待機カードを配置するときは、1人のプレイヤーだけで突入処理をさせないようにするのも大切です。
仮にテロリストの手元にBOOMカードが配置されていたとして、テロリストだけがその建物に待機カードを配置したとしたらスワットは建物の爆発を防ぐ手立てがありません。
1つの建物カードに同じプレイヤーが偏って待機カードを配置することがないよう警戒する必要があります。
『ハイドアウト』まとめ
『ハイドアウト』まとめ
- スワット陣営とスパイ陣営でハイドアウト(アジト)を巡って争う正体隠匿ゲーム
- 4~6人で遊べて脱落がない
- すべてのハイドアウトを制圧すればスワットの勝利、阻止できたらスパイの勝利
- 情報共有をしつつ、騙し合いを繰り広げられる推理要素の高いゲーム
本記事では『ハイドアウト』のルール/遊び方について紹介しました。
本記事の内容を熟読して楽しく『ハイドアウト』で遊んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
読者の皆様が本記事から何かしらのヒントや情報を得てくださり、少しでもお役に立てたなら幸いです。