こんな方におすすめ
- 協力型ボードゲームで遊びたい
- 難易度の高いボードゲームで遊びたい
- じっくりと遊べるボードゲームを探してる
ボドゲノオトでは、上記のような人のために『パンデミック:新たなる試練』のルール・遊び方を紹介します。
『パンデミック:新たなる試練』(以下パンデミック)は、プレイヤーたちが協力して感染拡大を食い止めながら4つの病原体の治療薬を開発する協力型ボードゲームです。
各プレイヤーたちは、医療研究チームの一員となって、世界中に蔓延する病原体の世界的流行(パンデミック)の阻止を目指します。
記事を読めば、世界的に人気のボードゲーム『パンデミック』のルール・遊び方がわかり楽しく遊ぶことができるようになります。
是非最後まで読んで参考にしてみてください。
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 45分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
発売時期 | 2013年7月 |
デザイナー | Matt Leacock |
販売元 | Z-MAN Games |
価格 | 5,500円(税込) |
公式ページ | パンデミック:新たなる試練 (ホビージャパン) |
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『パンデミック』概要
感染拡大(パンデミック)を防ぐ協力型ボードゲーム
ドイツ年間ゲーム大賞ノミネートなど数多くの賞を受賞している協力型ボードゲームです。
プレイヤーは、医療研究チームの一員となって世界で蔓延しているウイルスの治療薬を開発することを目指します。
各プレイヤーには役職が割り振られ、それぞれ特殊能力を所持しています。
特殊能力を活かしながら、自分の役割をこなしていき、全員で協力しながら世界の危機を防いでいきます。
難易度を調整することもできるので初心者~上級者までレベルを合わせて遊ぶこともできます。
内容物
- ゲームボード1枚
- 役割カード7枚(53×88mm)
- プレイヤーコマ7個
- 調査基地6個
- 木製マーカー6個
- 病原体コマ96個
- プレイヤーカード59枚(53×88mm)
- 感染カード48枚(53×88mm)
- 他
『パンデミック』ルール・遊び方
STEP➀ゲーム準備
- 山札の配置
感染カードとプレイヤーカードをそれぞれシャッフルして山札を作り、既定の位置に配置する。 - 初期感染の処理
- 感染カードを3枚引いて、書かれている地名に該当する色の病原体コマを3個づつ配置
- 感染カードを3枚引いて、書かれている地名に該当する色の病原体コマを2個づつ配置
- 感染カードを3枚引いて、書かれている地名に該当する色の病原体コマを1個づつ配置
- 役割の決定
各プレイヤーは役割カードをランダムで1枚引く。 - プレイヤーカードを配布
- 2人プレイ ➞ 4枚づつ配布
- 3人プレイ ➞ 3枚づつ配布
- 4人プレイ ➞ 2枚づつ配布
- エピデミックカードを準備
エピデミックカード4~6枚をプレイヤーカードの山札に混ぜてシャッフルする。- 4枚➞初級
- 5枚➞中級
- 6枚➞上級
- プレイヤーコマ・調査基地を配置
プレイヤー全員のコマと調査基地を「アトランタ」の都市のマスに配置する。 - スタートプレイヤーの決定
任意の方法でスタートプレイヤーを決める。 - アクション説明カードを配布
各プレイヤーに、アクション説明カードを1枚づつ配布する。
病原体コマ
- ヨーロッパ / アメリカに繁殖するウイルスが青色
- アフリカ / 中南米に繁殖するウイルスが黄色
- 中東 / 中央アジアに繁殖するウイルスは黒色
- 東アジア / オーストラリアに繁殖するウイルスは赤色
エピデミックカードの混ぜ方
- プレイヤーカードを4等分に分ける
- 各山札にエピデミックカードを1枚づつ混ぜる
- 4つの山札をそれぞれシャッフルする
- 4つの山札を重ねて終了
*重ねてからはシャッフルしない
STEP➁手番でできること
プレイヤーは、以下のアクションを4回行動できる
- 移動
- 隣接する都市に移動
- 手札のプレイヤーカードを使用してその都市に移動
- 今いる都市と同じプレイヤーカードを使用して任意の場所に移動
- 調査基地から調査基地へ移動
- 病原体を取り除く
自分のいる都市の病原体コマを1つ取り除くことができる。 - 治療薬を作る
調査基地にいる状態で同色のカード5枚が手札にあれば、その色の治療薬を作ることができる。 - 調査基地を作る
今いる都市と同じプレイヤーカードを使用して調査基地を作ることができる。 - カードの受け渡し
同じ場所にいるプレイヤーとカード1枚を渡す、もしくは受け取ることができる。
(受け渡しできるのは現在地のカードのみ)
調査基地の機能
- 治療薬の作成
- プレイヤーを移動させる飛行機の発着点
STEP➂手番終了後
- プレイヤーカードを2枚引く
プレイヤーカードを2枚引いて手札に加える。
(手札が7枚を超える場合は7枚以下になるように任意のカードを捨てる) - 感染マーカーの感染カードを2枚引いて、病原体コマを1つずつ置く
感染カードを2枚引いて、街に病原体コマを1つずつ置く。
使った感染カードは捨て札に置く。 - 手番を終了して、次の人に回す
STEP➃特殊処理
- エピデミック
エピデミックカードを引いたときは、以下の3つの処理を行う。- 感染マーカーを1つ進める
- 感染カードの1番下のカードを引いて、その都市に病原体コマを3つ置く
- 今まで捨てた感染カードをシャッフルして感染カード山札の一番上に置く
- アウトブレイク
同じ都市に病原体コマを3つ超えておくことになった場合はアウトブレイクが発生し、以下のように処理を行う。- 病原体コマを周りの街に1つずつ病原体コマを置く(4個以上は置けない)
- ここで更に3つを超える都市が出た場合も同様にその周りの都市にも1つずつ置く
STEP➄ゲーム終了条件
4種類の治療薬を全て発見することができれば、プレイヤー側の勝利。
- プレイヤーカードの山札がなくなる
- アウトブレイクが8回発生する
- 病原体コマが置けなくなる
『パンデミック』7枚の役割カード紹介
役割名 | 能力 |
---|---|
検査官 | ・自分がいる都市と、その都市に隣接するすべての都市に病原体コマが置かれること(とアウトブレイク)を防ぐ。 |
科学者 | ・同一の色のカード4枚で、治療薬を発見する。 |
研究員 | ・1アクションを消費して、自分の手札の都市カード1枚を、同じ都市にいる他のプレーヤーへ渡す。自分がいる都市以外のカードを渡すことができる。 |
衛生兵 | ・感染者の治療に、その都市にある病原体コマのうち1色すべてを取り除く。 ・自分がいる都市にある、すでに治療薬が発見されている病原体コマ全てを自動的に取り除く(さらに、その都市に治療薬が発見されている病原体コマが置かれることを防ぐ)。 |
危機管理官 | ・1アクションを消費して、捨て札にあるイベントカード1枚を取って、このカードの上に置き、再度使用可能となる。 ・このカードの上に置いたイベントカードは、使用したらゲームから取り除く。 このカードの上にはイベントカードは1枚しか置くことができず、そのイベントカードはあなたの手札の枚数には含まれない。 |
作戦エキスパート | ・1アクションを消費して、都市カードを使わずに、自分がいる都市に調査基地1つを設置する。 ・各ターンに1度、1アクションを消費して、いずれかの都市カード1枚を捨て札にすることで、調査基地のある都市から好きな都市へ移動する。 |
通信司令官 | ・自分のターンに、他のプレイヤーのコマを、自分の駒と同じ要領で移動する。 ・1アクションを消費して、いずれかのプレイヤーのコマ1つを、プレイヤーコマがある他の都市へ移動する。 他のプレイヤーのコマを移動する前に、そのプレイヤーの許可を得ること。 |
『パンデミック』5種類のイベントカード
カード名 | 効果 |
---|---|
人口回復 | 感染カードの捨て札からカード1枚を取り、そのカードをゲームから取り除く。このカードは、エピデミック時の「感染」と「度合いの増加」ステップの間に使用することができる。 |
静かな夜 | 次の「感染の処理」フェイズを実行しない(感染カードを引かなくてよい)。 |
予測 | 感染カードの山札の上から6枚のカードを見る。それらを好きな順番で感染カードの山札の上に戻す。 |
空輸 | プレイヤーのコマ(自分のコマまたは他のプレイヤーのコマ)1つを、いずれかの都市へ移動する。他のプレイヤーのコマを移動する際は、そのプレイヤーの許可を得ること。 |
政府の援助 | 調査基地1つを、いずれかの都市に、都市カードを使わずに配置する。 |
『パンデミック』動画
ルール動画
プレイ動画
まとめ
まとめ
- ドイツ年間ゲーム大賞
- 協力型ボードゲーム
- 病原体の世界的流行(パンデミック)の阻止を目的とする
- エピデミックカードの枚数を調整して難易度の変更が可能
本記事では『パンデミック』のルール・遊び方について解説しました。
本記事の内容を実践して楽しく『パンデミック』で遊んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
読者の皆様が本記事から何かしらのヒントや情報を得てくださり、少しでもお役に立てたなら幸いです。
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