こんな方におすすめ
- 『村人』の具体的な立ち回りを勉強したい
- 人狼を見つけるコツが知りたい
- 『村人』のとき何を話したらいいかわからない
ボドゲノオトでは、上記のような人のために『村人』の立ち回り・勝つためのコツを紹介します。
村人陣営で唯一能力を所持していない『村人』。
命を軽視されがちな役職ですが、それは誤りです。
最後の人狼を処刑する役割を担うのは『村人』と言っても過言ではないでしょう。
『村人』としての役割を十分に発揮できれば、村の勝利に大きく貢献できます。
本記事では、ア式と呼ばれる13人村を前提に『村人』の立ち回り・勝つためのコツを解説しています。
『村人』を引いたときに、何をしていいかわからない人は本記事をぜひ参考にしてみてください。
占い師 | 霊媒師 | 騎士 |
村人 | 人狼 | 狂人 |
『村人』概要
推理力が求められる役職
『村人』とは特殊な能力を持たない人間です。
特殊な能力を持たない代わりに、推理で人狼を追い詰めていきます。
役職者のCOが複数あった場合に真偽をつけるのも『村人』、人狼を探すのも『村人』です。
人狼にとって推理力が高い『村人』は、役職者より脅威な存在になることもあるでしょう。
村の最後の砦
『村人』は特殊な能力を持たないがゆえに、役職者より優先して襲撃されることはほとんどありません。
最終日まで残るのは大抵能力を持たない『村人』であることが多いでしょう。
つまりゲームの勝敗を左右するのはいつも『村人』であるということです。
自分が村人陣営の「最後の砦」になる可能性があることを理解してゲームに臨むようにしましょう。
『村人』ゲーム中の目標
目標➀3人の人狼を処刑する
『村人』の1番の目標は何といっても「3人の人狼を処刑すること」です。
1人の力で人狼を処刑することはできないので、仲間たちと協力していきましょう。
目標➁処刑されない
人狼を処刑することも大切ですが、「村人が容易に処刑されないこと」も大きな目標となります。
なぜならば『村人』が処刑されないことは、人狼を処刑することに通じるからです。
ア式だと3人の村人陣営が処刑されると村人陣営の敗北となってしまいます。
『村人』から疑われないように思考することを続け、間違ってもいいので自分の意見をしっかり提出するようにしましょう。
『村人』が人間らしくなれば、間接的に人狼を追い込むことができます。
『村人』立ち回り
立ち回り➀視点をしっかり整理する
『村人』は得られる情報が最も少ない役職です。
人狼を探すだけでなく、役職の真偽をつける必要があり、幾度となく視点整理をすることが求められます。
役職真偽や、人狼位置を明確に提出できないと「推理をしていないのでは?」と疑われてしまいます。
ゲーム中は常に視点整理をしておきましょう。
【視点整理内容】
- 人狼だと推理する位置
- 役職真偽
- CO状況や占い師の白先の把握
立ち回り➁役職を安易に透かさない
人狼は脅威となる役職者を襲撃したいと考えています。
『村人』が非役職であることを明かすと、潜伏している役職者の位置が自然と浮き彫りになり、襲撃されるリスクが高まります。
非役職であることは極力明かさずに、人狼視点からも役職者である可能性を残すようにしましょう。
役職者の代わりに襲撃をされるだけでも「役職者を人狼の襲撃から守った」という仕事を果たすことになります。
立ち回り➂票取りゲーム
人狼ゲームの本質は『票取りゲーム』です。
『村人』として正しく人狼を当てることができていたとしても、処刑できなければ意味がありません。
人狼だと推理する人がいるならば、周囲の人間に説得をかけて投票を貸してもらう必要があります。
推理力も大切ですが、人狼ゲームで本当に求められるのは人間を説得するための「説得力」です。
ゲーム終了後に「人狼だってわかってたのになぁ」と主張しても、虚しいだけだと覚えておきましょう。
『村人』コツ
コツ➀処刑されないためには
処刑されないためには、周囲から人間だと思ってもらう必要があります。
「人間だと思われやすい人」と「人間だと思われにくい人」には、それぞれどんな特徴があるのか紹介します。
人間だと思われやすい人
- 自分の意見をハッキリ述べられる人
- 盤面を正しく追えている人
- 推理をしているように感じる人
人間だと思われにくい人
- 人狼を探していない人
- 自分の意見がない人
- ヘイトを買わないように人
コツ➁翌日に繋がる遺言をする
処刑されると遺言の時間があります。
「人間の自分を処刑するなんて...」と恨み言を残しても、翌日に繋がることはありません。
翌日に繋がるための遺言を遺しましょう。
【翌日以降に繋がる遺言】
- 人狼だと推理している人をあげる
- 村人だと推理している人をあげる
- 翌日以降に焦点を当ててほしい人をあげる
コツ➂結論から話す
議論時間は有限です。
短い時間でわかりやすく自分の考えを伝える必要があります。
そのために有効な手段として「結論から話す」ことがあげられます。
自分の推理を述べた結果、周囲から「結局なにが言いたいのかわからない」と返されたことはありませんか?
これは結論から話さずに延々と前置きを述べていることが要因であることが多いです。
会議などでも使用される「PREP法」を紹介します。
「PREP法」とは、結論➞理由➞具体例➞結論の順番で伝える手法です。
- POINT(結論)
「Aさんが人狼だと思います」 - REASON(理由)
「理由は~だからです」 - EXAMPLE(具体例)
「Aさんが人狼だと仮定すると、Bさんが仲間の人狼である可能性が高いです」 - POINT(結論)
「以上から今日はAさんに投票しようと思っています」
まとめ
チェックリスト
- 『村人』の命は決して軽くない
- 人狼を処刑するために推理を継続していく
- 視点整理をしっかりして力を貸してくれるように人間を説得する
- 処刑されたとしても、翌日以降に繋がる遺言を!
ボドゲノオトでは『村人』の立ち回り・コツについて紹介しました。
本記事の内容を実践して村に貢献できる『村人』を目指してください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
読者の皆様が本記事から何かしらのヒントや情報を得てくださり、少しでもお役に立てたなら幸いです。