こんな方におすすめ
- 『ウイングスパン』のルール/遊び方をわかりやすく解説しているサイトを探している
- 人気の海外ボードゲームで遊びたい
- 『ウイングスパン』の購入を検討している
ボドゲノオトでは上記のような人に向けて『ウイングスパン』のルール/遊び方を解説します。
『ウイングスパン』は2019年ドイツ年間ゲーム大賞エキスパート部門を受賞した世界的に有名なボードゲームです。
プレイヤーは鳥の愛好家として鳥類の繁栄を目指して行動します。
自身が管理する鳥獣保護区に鳥を呼び寄せて、より多くの鳥類を観察していきます。
合計4ラウンド、自身の手番を繰り返していき、最終的に最も得点の高いプレイヤーの勝利です。
記事を最後まで読めば、そんな『ウイングスパン』のルール/遊び方をマスターすることができます。
ぜひ参考にして、みんなで楽しく遊んでみてください。
プレイ人数 | 1~5人 |
プレイ時間 | 40~70分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
ジャンル | 戦略戦、心理戦 |
発売時期 | (完全日本語版)2023/4/8 |
デザイナー | Elizabeth Hargrave |
販売元 | Stonemaier Games |
価格 | 7,150円(消費税10%込) |
公式ページ | ウイングスパン 完全日本語版 |
『ウイングスパン』概要
鳥類愛好家となって多くの鳥を観察する
プレイヤーは鳥類愛好家となり、自身が管理する鳥獣保護区に鳥を呼び寄せて、より多くの鳥類を観察することを目的とします。
呼び寄せた鳥の効果によって餌などを獲得していき、それらをうまく使用してさらに鳥を呼び寄せるということを繰り返していきます。
ゲームの後半になると、鳥の効果が増えていき、連鎖が起きるようになっていくのがポイントです。
呼び寄せた鳥カードの勝利点、鳥たちが産卵した卵の数、蓄えた餌の数、カードの効果によって差し込んだカードの枚数、そしてボーナスカードなどから勝利点を合算して最も点数が高いプレイヤーが勝者となります。
使用する鳥カードはなんと170種類!
1枚として同じ鳥カードがなく、美しい鳥たちを視覚的に楽しむこともできます。
2019年ドイツ年間ゲーム大賞エキスパート部門を受賞している世界的に人気のボードゲームです。
内容物
ルール説明書:1冊 / 別冊付録:1冊 / オートマ説明書:1冊 / 目的ボード:1枚 / カードトレイ:1組 / 個人ボード:5枚 / 餌箱型ダイスタワー:1組 / スコアシート:1冊 / カード類:212枚 / 卵トークン:75 個 / 専用ダイス:5個 / アクションコマ:40 個 / 餌トークン:103 個 / 目的タイル:8枚 / 親マーカー:1枚
『ウイングスパン』ルール/遊び方
STEP➀ゲーム準備
- 鳥カードをトレイに配置する
山札から鳥カードを3枚引いて、カードトレイに公開した状態で配置します。 - ダイスを振る
餌箱型ダイスタワーに専用ダイスを5個投入しておきます。 - 目的ボードを作成する
各ラウンドごとのボーナス条件を設定。
「目的タイル」をシャッフルして、目的ボードに4枚ランダムに配置します。 - 各プレイヤーの初期準備
各プレイヤーは個人ボード×1枚 / アクションコマ×8 / 鳥カード×5枚 / 餌トークン×5個を受け取ります。 - 手札を決める
5枚の鳥カードから手札に残すカードを決めます。
残したい鳥カードの枚数と同じ数の餌トークンを支払います。 - ボーナスカードを受け取る
ボーナスカードを2枚引いて確認します。
2枚から1枚を選択し、残ったカードは破棄。 - スタートプレイヤーを決める
任意の方法でスタートプレイヤーを決めて、親マーカーを渡します。
親マーカー所持者が手番のプレイヤーとなります。
STEP➁自分の手番
自分の手番を1回行うとアクションコマを1つ消費。
スタートプレイヤーから時計回りで手番を交代していきます。
自分の手番でできることは下記の4つで、1つアクションを起こすごとにアクションコマを1つ使用します。
鳥カードに記載されているコストを支払うことで鳥カードをプレイすることができます。
鳥カードをプレイするときは、任意の2つの餌トークンを1つの好きな任意の餌トークンとして代わりに支払うことが可能です。(例:種子トークンがないときに、代わりに他の餌トークン2つで代替えできる)
鳥カードに記載されている生息地に左詰めで配置します。
鳥カードを2列目以降に配置する場合は、追加で卵をコストにする必要があります。(2,3列目:卵1個、4,5列目:卵2個)
「森林エリア」の最も左側の空いているマスに記載されているダイスの個数だけ餌を獲得します。
餌箱型ダイスタワーより好きなダイスを取り、その出目の餌トークンを獲得。
餌箱型ダイスタワーのダイスがなくなった場合は、新たに5個のダイスを投入します。
「草原エリア」の最も左側の空いているマスに記載されている個数の卵を獲得します。
獲得した卵は、自分の配置した鳥カードの上に好きなように置くことができます。(鳥カードの種類ごとに卵を置ける上限数が異なる)
「湿地エリア」の最も左側の空いているマスに記載されている枚数の鳥カードを獲得します。
獲得できる鳥カードは「カードトレイに公開されている3枚のどれか」か「山札の1番上のカード」です。
カードトレイ上から鳥カードを獲得した場合は、プレイヤーの手番終了後に山札からカードトレイに鳥カードを補充します。
ポイント
自分の手番で「森林エリア」「草原エリア」「湿地エリア」の即時ボーナスを得るときは、最も左側の空いているマスにアクションコマを配置します。
アクションコマを配置したら、置いたマスの即時ボーナスを獲得して、アクションコマを左に1マスづつ移動させます。
既に配置してある鳥カードに茶色の帯で「起動時」と記載してある能力がある場合、1つづつ順番に発動していくことができます。
鳥カードの能力の発動は任意なので、能力を発動しないことも可能です。
1つの生息地に鳥カードの枚数が多いほど、1回のアクションでより多くの能力を発動することが出来る仕組みとなっています。
STEP➂ラウンド終了後の流れ
全員が手持ちのアクションコマを使い切ったらラウンド終了。
ラウンド終了後の流れは下記の通りです。
- 親マーカーを時計回りに次のプレイヤーに渡す
- カードトレイ上の鳥カードを捨て札にし、補充する
- 個人ボード上のすべてのアクションコマを回収する
- 目的ボード上の対応する箇所にアクションコマを1つ配置する
ポイント
1ラウンド経過するごとにアクションコマが1つづつ減っていきます。(目的ボードに配置していくため)
1ラウンド目は8アクション、2ラウンド目は7アクション、3ラウンド目は6アクション、4ラウンド目は5アクション可能です。
STEP➃ゲーム終了条件
4ラウンド終了したらゲーム終了。
得点計算を行い、最も得点の高いプレイヤーの勝利です。
得点計算方法
- 個人ボード上の鳥カードの得点
- ボーナスカードの得点
- ラウンド終了時のボーナス得点
- 個人ボード上の「卵」「餌」「鳥カードの下に差し込んだカード」1つにつき1点
『ウイングスパン』動画
公式動画
ルール動画
『ウイングスパン』まとめ
『ウイングスパン』まとめ
- 170種類の鳥カードを使用してプレイ
- 合計4ラウンドプレイして最も勝利点の高いプレイヤーの勝利
- アクションコマを使用して自分の手番を行う
- 個人ボードに鳥カードが並ぶほどボーナスが増える
ボドゲノオトでは『ウイングスパン』のルール/遊び方について紹介しました。
本記事の内容を参考にしてみんなで楽しく『ウイングスパン』で遊んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
読者の皆様が本記事から何かしらのヒントや情報を得てくださり、少しでもお役に立てたなら幸いです。